聞き上手倶楽部 あって当然
- 2009.04.02 Thursday
- 21:26
先日の電話で「自分は短所だらけでいやになる」というお話をいただきました。
その結果自分を責めてしまうのだそうです。
誰にでも短所・長所はあって、それらは時と場合によっては真逆になることもあります。
それから言い方や見方によっても、あるいは人の感じ方によっても違います。
例えば「あの人は仕事が遅い」と言うのも人によっては「あの人は仕事をきっちり時間をかけてやっている」になる場合も充分考えられる。
そこはに他人の好意や悪意の感情が絡んでくると、受け止められ方はもっと極端になったりします。
しかも、誰と比べてとか平均値があるわけでもないのに、劣っていると・・・。
その自分の短所や長所は自分にとっての励ましや、戒めぐらいに思っていいのではないでしょうか。
それから、自分の短所を事重大に捉えるのもあまりお勧めしません。
人に迷惑がかからないのであればそれはほっときましょう。
できないものをできないと嘆くより、できなくても影響がないものは放っておく勇気みたいなものを持ったほうが健康的です。
良く「身の丈で生活する」みたいなことを言いますが、心もそうです。あまり高望みをせずに「心の丈で生きる」事が大事です。
こんなこと書くと無気力を勧めているみたいですが、自分の信念は別です。
信念はあったほうがなりたい自分になれます。
なんか、人材育成セミナーみたいな話になってしまいましたが、抜けないところはきっちり抑えて、抜けるところはひたすら抜く・・・。 これですかね。
聞き上手倶楽部代表 菊本 裕三
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